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不動産投資クラウドファンディング13社比較!メリット・デメリットとおすすめランキング

不動産投資クラファン比較とランキング
TECROWD

PR 不動産投資クラウドファンディング TECROWD

汐留ファンディング

PR 不動産投資クラウドファンディング 汐留ファンディング

不動産投資は株式投資等と並ぶ有効な資産運用手段ですが、大きな資金を必要とすることが難点でした。しかし、不動産投資クラウドファンディングであれば、1万円~10万円からの不動産投資が可能。しかも、『TECROWD』のように質平均利回りが年利12%近いファンドもあります。

本サイトでは、不動産投資型クラウドファンディング提供会社12社を比較すると共に、メリット・デメリットとランキングをまとめました。

  1. 不動産投資クラウドファンディング13社比較
    1. 不動産投資クラウドファンディング13社比較表
    2. リターンとリスク
    3. 年利と利回り
    4. 募集・運用データについて
  2. TECROWD(テクラウド)
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先は楽天銀行
  3. COZUCHI(コヅチ)
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集運用データ
    5. 出資金の振込先は三井住友銀行
  4. 汐留ファンディング
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行
  5. みらファン
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行
  6. ASSECLI(アセクリ)
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先はPayPay銀行
  7. FUNDROP(ファンドロップ)
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先は楽天銀行
  8. Ownersbook(オーナーズブック)
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先は三菱UFJ銀行
  9. TSON FUNDING(ティーソン ファンディング)
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行
  10. 大家.com(おおやドットコム)
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行
  11. ちょこっと不動産
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行
  12. えんfunding
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行
  13. Rimple(リンプル)
    1. 募集実績
    2. ファンドの特徴
    3. メリットとデメリット
    4. 募集・運用データ
    5. 振込先銀行は三菱UFJ銀行
  14. まとめ

不動産投資クラウドファンディング13社比較

不動産投資クラウドファンディング13社比較表

下記のように不動産投資クラウドファンディング13社の特徴を簡単にまとめました。

サービスリターンリスク特徴
1TECROWDHighHigh~Middle中央アジア(海外)ファンドと国内ファンドの2本立て。海外ファンドは為替リスクなし。年利10%のファンド多数。
2COZUCHIHigh~MiddleHigh~Middle底地権・再開発・権利調整など多様なプロジェクトに投資する大型ファンド。長期運用の任意組合型ファンドも。
3汐留ファンディングHighMiddle~Low首都圏の中古区分マンション・戸建等への投資が中心の短期(6~12ヶ月)小型ファンド。年利10%のファンド多数。
4みらファンHighMiddle~Low中京圏の中古マンション・アパート1棟への投資が中心の短期(6~9ヶ月)小型ファンド。
5ASSECLIHigh~MiddleMiddle~Low首都圏の中古マンションやアパート1棟への投資が中心。リスクを抑えた短期(6~12ヶ月)運用中大型ファンド。
6FUNDROPHigh~MiddleMiddle~Low首都圏や中京圏の中古マンションやアパート1棟への投資が中心。リスクを抑えた短期(12ヶ月が中心)運用中小型ファンド。
7OwnersbookMiddleMiddle不動産担保融資への投資(ソーシャルレンディング)。大型ファンド中心、募集高頻度。事前入金が必要。
8TSON FUNDINGMiddleMiddle中京圏・首都圏の自社開発戸建・アパートに投資。短期(6~12ヶ月)中型ファンド。長期運用の任意組合型ファンドも。
9大家.comMiddle~LowLow首都圏の中古区分マンションやアパート1棟への投資が中心。新築マンションプロジェクトも。短期(12ヶ月中心)中大型ファンド。
10ちょこっと不動産LowLow都内の自社開発戸建・アパートに投資する短期(5~12ヶ月)小型ファンド。劣後出資比率の高さも特徴。
11えんfundingMiddle~LowLow福岡市内で自社開発した区分マンション(2次流通)に投資。賃料収入を配当原資とする短期(6~12ヶ月)運用小型ファンド。
12RimpleLowLow都内で自社開発した区分マンション(2次流通)複数戸に投資。賃料収入を配当原資とする6ヶ月運用中型ファンド。

リターンとリスク

リターンとリスクについては筆者の個人的な見解です。

リスクについては、運用期間、配当金や分配金の原資がインカムゲインかキャピタルゲインか、物件評価等がベースになっています。

リターンについては、想定利回り(年利)の平均値が概ね4%未満をローリターン、4%以上6%未満をミドルリターン、6%以上をハイリターン、としました。

年利と利回り

不動産投資クラウドファンディングではリターン(想定利回り)を年利で表示しています。年利で注意することは、「1年未満の短期運用のファンドのリターンは年利に換算すると見た目が高くなる」ということです。

例えば、Aファンドは、1万円を投資して、6ヶ月間で500円の配当金(ファンドによっては「分配金」)を受け取ることができます。利回り(利益率)は5%(=500円/10,000円)ですが、年利に換算すると10%になります。

  • 利回り(利益率) = 500 ÷ 10,000 = 5%
  • 年利       = 500 ÷ 10,000 ÷ 6ヶ月 × 12ヶ月 = 10%

一方、Bファンドは、1万円を投資して、12ヶ月間で1,000円の配当金を受け取ることができます。利回り(利益率)は10%(=1,000円/10,000円)、年利も10%になります。

  • 利回り(利益率) = 1,000 ÷ 10,000 = 10%
  • 年利       = 1,000 ÷ 10,000 ÷ 12ヶ月 × 12ヶ月 = 10%

不動産投資型クラウドファンディングでは、Aファンドの想定利回り(年利)10%と表示され、Bファンドも想定利回り(年利)10%と表示されます。

Aファンドに投資した人は、6ヶ月後に改めて6ヶ月運用で想定利回り(年利)10%のファンドに投資しないと、1年間に受け取る配当がBファンドの半分になってしまいます。

AファンドとBファンドのどちらを選ぶかは、投資家の考え方次第です。本サイトでは利回り(利益率)も併記しているので参考にして下さい。

募集・運用データについて

以下、各ファンドの特徴、募集頻度・募集方式、募集金額・倍率、予定運用期間、想定利回り(年利)をまとめました。

募集頻度・募集方式および募集金額・倍率は出資のしやすさの判断材料となり、予定運用期間はリスクの評価材料、想定利回り(年利)はリターンの評価材料となります。

TECROWD(テクラウド)

TECROWD

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均489,23327.4ヶ月8.30%
16号IC TOWER68,200先着28ヶ月8.00%2022/01/012024/04/30
18号IC TOWER67,800先着27ヶ月8.00%2022/02/012024/04/30
22号IC TOWER90,900先着27ヶ月8.00%2022/02/012024/04/30
23号IC TOWER85,300先着26ヶ月8.00%2022/03/012024/04/30
24号IC TOWER103,100先着26ヶ月8.00%2022/03/012024/04/30
26号Ambassador80,500先着24ヶ月8.00%2022/04/012024/03/31
28号グリーンライフ32,000先着24ヶ月4.50%2022/04/012024/03/31
34号Kujukuri Beach53,500先着121ヶ月8.00%2022/10/012032/10/31
41号HeiwaResi1,076,000併用24ヶ月10.00%2023/04/012025/03/31
42号ZONEshinsai493,600先着24ヶ月7.00%2023/06/012025/05/31
43号ZONEshinsai370,200併用24ヶ月7.00%2023/07/012025/06/30
44号KHAN VILLA 2784,000併用14ヶ月10.00%2023/08/012024/09/30
45号AMANEKU加須558,000先着24ヶ月6.50%2023/07/312024/09/30
46号KHAN VILLA 21226,000併用14ヶ月10.00%2023/09/012024/10/31
47号KHAN VILLA 21,043,000併用14ヶ月10.00%2023/10/012024/11/30
48号Hoimor/Amba89,400先着24ヶ月8.00%2023/10/012025/09/30
49号ZONEshinsai370,200先着24ヶ月7.00%2023/10/012025/09/30
50号Ambassador Residence70,800先着24ヶ月8.00%2023/11/012025/10/31
51号AMANEKU美山393,700併用24ヶ月8.00%2023/11/012025/10/31
52号AMANEKU中野423,200併用24ヶ月8.00%2023/12/012025/11/30
53号TexasEnergy2,416,400併用36ヶ月11.50%2023/12/012026/11/30
54号2nd nasukogen122,400先着24ヶ月7.00%2023/12/312025/12/31
55号TexasEnergy1410,800併用36ヶ月11.50%2024/01/012026/12/31
56号AMANEKU川口1,251,100併用24ヶ月8.00%2024/02/012026/01/31
57号Ambassador Residence44,600先着24ヶ月8.00%2024/03/012026/02/28
58号(仮)Ito Ocean House429,100併用12ヶ月10.0%2024/03/112025/03/10
59号Ambassador Residence55,500先着24ヶ月8.00%2024/04/012026/03/31
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

TECRA株式会社が運営する『TECROWD』には、モンゴルやカザフスタンの不動産に投資する海外ファンドと国内の不動産に投資する国内ファンドがあります。
海外ファンド、国内ファンド共に、運用期間が短い開発型と運用期間が長い賃貸型があります。

海外ファンドはモンゴルやカザフスタンを中心に米国の不動産に投資しますが、為替リスクはありません。円で投資し、円で配当金の支払いが行われ、円で償還します。
モンゴルやカザフスタンは情報が少なくリスクは高めと考えますが、運用期限を迎えたファンドは全てが予定通りの配当を行い、順調に償還しています。

一方、国内ファンドは海外ファンドほどリターンが高く在りませんが、総じてリスクは抑えられています。

メリットとデメリット

メリットは、ファンドによっては10%を超える高い利回りを1年以上享受できること。そして、早期償還や運用益が想定を上回った場合、年利ベースで当初の想定を上回る還元をしてくれることです。実績ベースの平均利回り(年利)11.9%、最大利回り(同)15.7%です。

一方、デメリットは特に利回りが高い海外ファンドは現地の情報が乏しいこと。また、運用期間の長いファンドが多いことです。

ただ、リターンとリスクのバランスから言えば、リターンが上回っていると考えます。リターンの追求を最優先する人におすすめのファンドです。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は59本。このうち31本が運用を終了し、27本が運用中。この他、募集中のファンドが1本あります。

募集頻度

募集金額の大きいファンドをコンスタントに募集しています。月1~3本のペースで募集を行っています。

募集金額

資金調達力の向上を反映して募集金額が大型化しています。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は4億8,923万円です。

募集方式・倍率

募集方式は、先着式と抽選・先着の併用式(以下、併用式)の2つがあります。応募倍率は開示されていませんが、併用式の抽選募集の応募倍率は2倍程とのことです。なお、先着式および併用式の先着募集は募集金額に達した時点で募集が終了します。

『TECROWD』のファンドは想定年利が高いため人気があり、応募が殺到します。募集方式が先着式のみの頃は応募するにあたってかなりストレスを感じましたが、サーバーの増強と併用式の導入によりストレスなく応募できるようになりました。
ただ、人気ファンドなので先着式や併用式の先着募集は今でも短時間で募集が終わってしまいます。

併用式は、先ず募集金額の半分程度を先行して抽選募集(先行抽選)し、その後、残りを先着募集(一般募集)します。投資家登録すると、抽選募集の案内が登録したメールアドレスに届きます。応募倍率は、人数比(応募者÷当選者)で2倍程度とのことです。

なお、2023年12月に運用金額(投資残高)に応じて先行抽選の参加権利を付与する「会員クラス制度」が導入されました。

この他、キャンセル待ちシステムも用意されています(希望者のみ)。先着式および併用式の先着募集で出資を確定できなかった方はキャンセル待ちの登録が可能です。ただ、キャンセルは少ないようです。

投資家登録を希望する方は公式サイトへ TECROWD

運用期間

運用期間は、海外ファンドの場合、開発型が12~14ヶ月、賃貸型が24~36ヶ月。国内ファンドは、開発型が4ヶ月~24ヵ月、賃貸型が24ヶ月~121ヶ月です。

募集実績の平均は27.4ヶ月です。ただ、予定よりも早く売却できたため早期償還するファンドも増えています。

他社のファンドでは、早期償還した場合、配当が想定通りの年利で行われても、運用期間が短くなるため受け取る配当が当初の想定よりも少なくなるケースが一般的です。しかし、『TECROWD』の場合、当初の想定通りの配当を実施するケースが多くみられます(早期償還しても受け取る配当額が減らないため年利がアップ)。

想定年利

想定年利は海外ファンドが8~11.5%、国内ファンドが4.5~11%です。募集実績の平均は8.30%。利回り換算で18.97%です。

出資金の振込先は楽天銀行

出資金の振込先は楽天銀行です。口座は投資家毎に異なります。

出資金の入金(振込み)、償還後の投資家口座への出金(振込み)共に振込手数料は投資家の負担となります。他社のファンドもそうですが、配当金の出金の際は、源泉所得税と振込手数料が引かれた金額が登録した銀行口座に振り込まれます。

楽天銀行に口座があれば、入出金共に手数料はかかりません。投資家登録の際、銀行口座を登録する必要があるので、その時に出金する際の振込口座を登録します。入金はどの銀行からでも構いませんが、出金は登録した口座への出金となります。

出資金の振り込みは、出資が決まってから行います。出資が決まるとファンドから出資決定を伝えるメールがあり、出資契約に伴う書類の確認を行うためのサイトのURLが案内されます。書類の確認を終えると、マイページのお知らせおよびメールで振込口座(支店名と口座番号)の連絡が届きます。

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TECROWD

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COZUCHI(コヅチ)

COZUCHI

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均988,5183.80倍29.3ヶ月5.67%
品川区高輪再開発43,48012.38倍84ヶ月10.00%2021/10/012028/09/30
下赤塚 一棟マン250,0001.03倍36ヶ月6.00%2021/11/302024/11/29
西麻布一棟マンF2700,0004.26倍24ヶ月6.0%2023/02/282025/02/27
北青山開発F1217,0009.69倍12ヶ月4.0%2023/02/242024/02/23
千駄ヶ谷開発F1560,0003.33倍11ヶ月4.0%2023/03/172024/02/16
箱根町強羅事業用地175,0009.79倍18ヶ月7.0%2023/03/172024/09/16
稲村ケ崎開発F2500,0004.56倍12ヶ月6.0%2023/04/222024/04/21
つくばみらい市用地1,420,0001.02倍15ヶ月5.0%2023/04/282024/07/27
六本木事地ⅡF3352,00011.01倍15ヶ月7.0%2023/06/102024/09/30
世田谷区下馬1棟ビ466,5001.00倍120ヶ月3.6%2023/07/012033/07/30
日光市ホテル素地530,0000.99倍24ヶ月6.0%2023/06/302025/06/29
元町中華街1,000,0000.99倍12ヶ月5.0%2023/06/302024/06/29
三軒茶屋ターミナル635,0001.04倍120ヶ月4.1%2023/08/012033/07/31
HOTEL CANATA550,0003.09倍60ヶ月5.0%2023/08/042028/08/03
大船マンション用地1,200,0005.58倍18ヶ月7.0%2023/09/292025/03/28
熱海 ACAOFOREST549,0001.06倍120ヶ月4.0%2023/09/292033/09/28
渋谷区松濤1棟レジ400,0006.89倍24ヶ月6.0%2023/09/292025/09/28
南青山開発700,0001.15倍16ヶ月4.0%2023/10/312025/02/27
渋谷道玄坂1,700,0001.73倍14ヶ月4.5%2023/10/312024/12/30
ANAクラウンプラザ11,000,0001.03倍12ヶ月9.0%2023/12/312024/12/30
広尾底地F3503,0001.30倍24ヶ月4.5%2023/12/282025/12/27
リニア開発残土F3900,0003.85倍12ヶ月7.5%2024/01/312025/01/30
南麻布:底地62,000先着12ヶ月5.0%2024/01/312025/01/30
南麻布:区分マン730,000先着12ヶ月5.0%2024/01/312025/01/30
南麻布:ビル2棟510,000先着12ヶ月5.0%2024/01/312025/01/30
千駄ヶ谷開発F1627,0001.76倍12ヶ月4.0%2024/02/172025/01/31
青山開発F2410,00016.30倍14ヶ月9.0%2024/02/242025/04/23
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。緑文字は任意組合型ファンド

ファンドの特徴

LAETOLI株式会社が運営する『COZUCHI』のファンドは、底地権関連、再開発関連、権利調整関連、リニア関連等、様々なプロジェクトを投資対象としています。

このため、投資対象不動産も、権利関係の複雑な土地、区分マンション、区分店舗、一棟ビル、一棟賃貸マンション、ホテル、リゾート物件等、多岐にわたります。

いずれのプロジェクトも付加価値が高いためハイリターンでの還元が可能ですが、その裏返しでリスクも高めと考えます。ただ、最近の傾向としては、ハイリターンのファンドが減少し、ミドルリターンのファンドが増えている印象です。

キャピタルゲインの上乗せ

キャピタルゲインについては一定の分配方針に基づいて上限なしに配当する方針を掲げています。このため、物件を想定よりも高い価格で売却できたケース等、利益が当初の想定を上回ると配当に上乗せがあります。

もちろん、不動産投資なので利益が当初の想定を下回る可能性もありますが、これまでに償還した全てのファンドが想定通りまたはそれ以上の配当を行い、元本が毀損することなく償還しています。

大人気のリセールファンド

年に1回程度の募集があるリセールファンドの年利は10~50%と超高利回りが提示されるため大人気です。

出資したものの、運用期間中にやむを得ない事情で投資を中止せざるを得なくなる方が少数います。こうした方たちが『COZUCHI』に買い取りを依頼した(譲渡した)出資分を改めて抽選募集するのがリセールファンドです。

超高利回りのため大人気で高い応募倍率となりますが、当選すればまさに「お宝ファンド」です。

年利45%も!COZUCHIリセールファンドのメリット・デメリット

任意組合型ファンドの取り扱い

本数的には少ないものの、任意組合型ファンドの募集も行っています。2023年9月末現在、募集実績は3本。いずれも運用中で、運用期間10年間で、想定年利3.6~4.1%です。

メリットとデメリット

メリットは、ハイリターンであること。そして、早期償還や運用益が想定を上回った時等は当初の想定を上回る還元をしてくれることです。

デメリットは、ハイリターンを好感して人気が高いため、なかなか出資できないこと。また、償還したすべてのファンドで元本償還や配当の支払いに支障をきたしたことはありませんが、各プロジェクトはそれなりにリスクが高いことです。

ただ、リターンとリスクのバランスから言えば、リターンが上回っていると考えます。リターン追求を最優先する人におすすめのファンドです。

募集運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は91本(リセールファンド及び任意組合型ファンド3本を除く)。このうち67本が運用を終了し、24本が運用中です。

募集頻度

月1~3本の募集をコンスタントに行っています。

募集金額

案件の多様性を反映して、募集金額は数千万円~110億円と幅広くなっています。大規模ファンドが多く、資金調達実績では不動産投資クラウドファディングNo.1です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は9億8,851万円。匿名組合型に限ると10億4,331万円です。

募集方式・倍率

抽選式を基本としていますが、先着式のファンドも時々あります。先着式を含めた応募倍率の募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は3.80倍、先着式を除き抽選式のみの匿名組合型に限ると5.24倍です。

COZUCHIチャレンジプログラム

抽選式の募集を行うファンドの落選回数に応じてポイントがたまり、チャレンジ募集ファンドの募集においてポイント保有者が優先的にファンドに出資できるプログラムです。

ただ、チャレンジ募集ファンドの募集は不定期です。2023年9月に募集した「大船マンション用地プロジェクト」ファンドがその第1号でした。このファンドでは、6ポイント保有者は応募した全員が当選となり、5ポイント保有者は抽選、4ポイント以下は落選となりました。

運用期間

様々なプロジェクトを投資対象とするため運用期間も様々です。長いものでは84ヶ月のファンドがありますが、ボリュームゾーンは12ヶ月~15ヶ月です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は29.3ヶ月、匿名組合型に限ると20.5ヶ月です。

想定年利(利回り)

投資対象となるプロジェクトのリスクと募集金額の規模を勘案して想定年利を決めています。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は5.67%、利回り換算で13.85%。匿名組合型に限ると5.90%、利回り換算で10.08%です。

出資金の振込先は三井住友銀行

基本的には投資資金の振込先は三井住友銀行です(paypay銀行から変更)が、GMOあおぞらネット銀行が振込先に指定されるファンドもあります。GMOあおぞらネット銀行が振込先に指定される場合は募集開始前に告知があります。

いずれの銀行であっても出資金の振込手数料は投資家負担となりますが、投資家の口座への振込手数料は『COZUCHI』が負担します。

出資確定後、マイページの「出入金管理」から入金手続きを進めると振込先口座が表示されます。ファンドによって振込先口座(口座名・口座番号)が異なる場合があるので注意が必要です。

ファンドへの出資が確定するとメールが届きます。届いたメールに「契約成立時交付書面」確認のためのURLが記載されているので、URLから契約書面等の確認と同意をしてください。
その後、マイページに移動し、「出入金管理」メニューへ進み、「入金」ボタンをクリックします。ファンド名、入金方法を選択し、入金額を記入します。「次へ」をクリックし、確認画面にて入金情報を確認し、「入金」をクリックします。
画面の指示に従い、入金(振込)を行います。ネットでの振込みであれば、入金(振込)を行う銀行のサイトへ移動し手続きを行います。

注意すべきポイント

  • 出資確定前は口座を確認できません。入金前に必ず振込先口座を確認してください。
  • 過去の振込履歴からの振込みはNGです。入金処理が遅れる、あるいは入金処理ができず「キャンセル」となる場合があります。
クイック入金とデポジット残高

『COZUCHI』にはクイック入金とデポジット残高という便利なサービスがあります。

埼玉りそな銀行、りそな銀行、三井住友銀行、みずほ銀行に口座がある方は、振込み手数料無料の「クイック入金」のサービスを使うことができます。

また、配当金や償還した元本を出金(取引口座への入金)せず、『COZUCHI』に預けておくデポジット(預託)サービスも提供しています。『COZUCHI』に預けてある「デポジット残高(預託金)」を出資金に充当することができます。

ただ、不動産特定共同事業法の預託金の可否の規定により、デポジット(預託)ができないファンドもあります。このため、ファンドによっては、デポジットを希望しているにもかかわらず、デポジット口座に入金されず、取引口座宛に振り込まれる場合があります。

デポジット口座と取引口座のどちらへ入金されるかは、配当・償還のお知らせメールの案内で確認してください。

『COZUCHI』おススメ記事!
やってみて実感した『COZUCHI』の魅力とメリット・デメリット

COZUCHI

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汐留ファンディング

汐留ファンディング

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均27,42911.65倍11.4ヶ月8.71%
#1 大和市・戸建20,00010.05倍12ヶ月10.00%2023/04/012024/03/31
#3 江東区・戸建10,00010.86倍12ヶ月10.00%2023/06/012024/05/31
#4 千葉市・区分マンション16,00021.17倍10ヶ月10.00%2023/07/012024/04/30
#5 船橋市・区分マンション20,00022.19倍10ヶ月10.00%2023/08/012024/05/31
#6 浦安市・住宅用地50,0004.73倍12ヶ月6.00%2023/09/012024/08/30
#7 浦安市・区分マンション43,0004.87倍12ヶ月7.00%2024/01/012024/12/31
#8 船橋市・区分マンション33,0007.68倍12ヶ月8.00%2024/02/152025/02/13
2024年3月153日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

汐留プロパティ株式会社が運営する『汐留ファンディング』のファンドは、首都圏の築年数の古い区分マンションや戸建等を主な投資対象とし、運用期間1年未満の短期運用ハイリターンです。

築年数の古い物件にフォーカスすることで新築と比べて初期投資を抑えているため、ハイリターンでありながらローリスクなファンド設計となっています。

メリットとデメリット

メリットとして、リターンが大きい一方でローリスクであることを挙げることができます。

デメリットはファンドの規模(募集金額)が小さいこと。このため、抽選式の募集は高い応募倍率となっています。

不動産投資クラウドファンディングに初めて投資する人や、リスクを抑えながらリターンを追求したい人におすすめのファンドです。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は8本。このうち1本が運用を終了し、7本が運用中です。

募集頻度

2023年は3月の第1号の募集から8月まで月1本のペースで募集を行い、9月・10月・11月は募集がなく、12が月に1本の募集を行いました。2024年は1月に1本の募集を行いました。

20日前後に募集を開始し、募集期間は基本的に3日間と短期間です。

募集金額

小型のファンドです。8本のファンドの募集実績のうち、1号から5号は2,000万円以下でした。第6号ファンドは5,000万円、第7号ファンドは4,300万円、第8号ファンドは3,300万円でした。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は2,742万円です。

募集方式・倍率

募集方式は抽選式です。募集金額が小規模であり、かつハイリターンのファンドであるため、高い応募倍率となっています。ただ、抽選式のためクリック合戦とは無縁です。落ち着いて募集に臨むことができます。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の応募倍率の平均は11.65倍です。

運用期間

8本全てが1年以下(中心は12ヶ月)の運用期間で、運用期間リスクが抑えられています。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は11.4ヶ月です。

想定年利(利回り)

第5号ファンドまでは全て想定年利10.0%でしたが、第6号ファンドは6.0%、第7号ファンドは7.0%、8号ファンドは8.0%でした。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は8.71%。利回り換算でも8.30%と高利回りです。

出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行

投資資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行です。出資金の振込手数料、投資家の口座への振込手数料共に投資家の負担となります。GMOあおぞらネット銀行に口座があれば、振込み手数料はかかりません。

出資金の振り込みは、出資が決まってから行います。出資が決まるとファンドから出資決定を伝えるメールがあり、出資契約に伴う書類の確認を行うためのサイトのURLが案内されます。書類の確認を終えると、マイページのお知らせおよびメールで振込口座(支店名と口座番号)の連絡が届きます。

汐留ファンディング

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みらファン

みらファン

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均327,000-8.0ヶ月5.50%
#9号愛知:ビル327,000先着8ヶ月5.50%2024/03/012024/10/31
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

『みらファン』は、運営会社である株式会社みらいアセットの本社がある愛知県内の居住用や商業用の賃貸物件を投資対象としています。

ファンドの特徴は、リスクを抑えながら、高いリターンを実現していること。当初は区分マンション1戸を投資対象とする小型ファンドでしたが、居住用や商業用の1棟ものを投資対象とする大型化の傾向にあります。

ファンドに出資するためには投資家登録が必要ですが、投資家登録はオンライン上で完結。ファンドへの出資申込み、契約、分配金の支払い等もオンライン上で完結します。ファンドへの出資は1口10万円から可能です。

メリットとデメリット

メリットは、運用期間を含めてリスクを抑えながら、高いリターンを実現していることです。

デメリットは投資対象不動産が愛知県の物件のため中京圏以外の投資家には地域的な馴染みがなく、イメージしにくいことです。

ただ、募集したファンドは地味ですが、いずれも優良ファンドです。リスクを抑えながら、リターンを追求したい人におすすめです。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は9本。このうち8本が運用を終了し、1本が運用中です。

募集頻度

月1本ペースで募集していましたが、ファンドの大型化と共に募集が不定期になっています。ただ、大型化で募集開始時のクリック合戦が緩和され、出資しやすくなっています。

募集金額

募集金額は360万円~4,000万円でしたが、直近の9号は事業所・店舗からなる商業ビルを投資対象とする募集金額3億2,700万円の大型ファンドでした。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は3億2,700万円です。

募集方式・倍率

募集方式は抽選式と先着式があります。ファンドの規模が小さいため、先着式は短時間で募集が終りました。抽選式の応募倍率は2~5倍程度です。

現在運用中の9号ファンドは先着式ですが、過去に抽選募集したファンド(5号、6号、7号)の応募倍率の平均は3.17倍です。

運用期間

運用期間は6~10ヶ月と短期間で、6ヶ月が中心です。運用期間が長いことは、それ自体がリスクです。このため、みらファンのファンドは期間的なリスクが抑えられていると言えます。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は8.0ヶ月です。

想定年利(利回り)

想定年利は6~8%とハイリターンで、6%が中心です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は5.50%。運用期間が短いため、利回り換算では3.67%です。

出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行

投資資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行です。出資金の振込手数料、投資家の口座への振込手数料共に投資家の負担となります。GMOあおぞらネット銀行に口座があれば、振込み手数料は無料です。

出資金の振り込みは、出資が決まってから行います。マイページにログイン後、<銀行口座情報>で入金先口座情報を確認できます。

みらファン

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ASSECLI(アセクリ)

アセクリ

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均150,6331.31倍6.0ヶ月6.50%
#35 神奈川県川崎市199,5001.10倍6ヶ月6.5%2023/10/052024/04/04
#36 神奈川県藤沢市90,9001.65倍6ヶ月6.5%2023/10/302024/05/07
#37 東京都品川区161,5001.11倍6ヶ月6.5%2023/11/282024/05/31
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

株式会社エボルゾーンが運営する『ASSECLI』のファンドは、主に首都圏の中古マンションや中古アパートの1棟ものに投資する短期(6~12ヶ月)運用の中大型ファンドです。

築年数の古い物件にフォーカスすることで、賃貸収入を配当原資とするものの、高いリターンを実現しています。リスク面では、キャピタルゲインに頼らず、安定した賃貸収入を配当原資とし、運用期間が短い等、ローリスクと考えることができます。

メリットとデメリット

メリットは、短期運用やマスターリース契約でリスクを抑えつつ、高いリターンを実現していることです。募集金額が多いため出資しやすいことも注目点です(応募倍率は1倍台)。

デメリットは、募集頻度が少ないため、出資する機会が限られていることです。

地味で募集頻度が少ないものの、優良ファンドです。不動産投資クラウドファンディングはリスクがあります。このため、複数の会社の複数のファンドに分散して投資することをおすすめしますが、『ASSECLI』のファンドはポートフォリオに入れておきたいファンドです。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は37本。このうち34本が運用を終了し、3本が運用中です。

募集頻度

5,000万円以下のファンドを比較的高い頻度で募集するスタイルでしたが、募集頻度を抑えて1億円超の大型ファンドを募集するスタイルに変わりつつあります。

募集金額

募集金額は1,600万円~2億円弱までと幅広いものの、現在運用中のファンドは9,090万円~1億9,950万円です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は1億5,063万円です。

募集方式・倍率

先着式です。募集金額が小さい頃の応募倍率は2~3倍でしたが、募集金額の大型化に伴い、1~1.7倍に低下しており、出資しやすくなっています

他社の先着式募集では応募金額が募集金額に達すると募集を終了するケースがありますが、『ASSECLI』の場合、自動的にキャンセル待ちとして応募を受け付けてくれます。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は1.31倍です。

運用期間

運用期間は6~12ヶ月ですが、現在運用中のファンド4本は6ヵ月です。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は6.0ヵ月。期間的なリスクはローリスクです。

想定年利(利回り)

想定年利は6~8%。運用中のファンド4本は6.5%です。ローリスクながらハイリターンです。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は6.50%、利回り換算で3.25%です。

出資金の振込先はPayPay銀行

投資資金の振込先はPayPay銀行です。出資金の振込手数料は投資家の負担となりますが、投資家の口座への振込手数料は『ASSECLI』が負担します。

出資金の振り込みは、出資が決まってから行います。マイページにログイン後、<振込口座>をクリックすると、入金先口座情報を確認できます。

『ASSECLI』おススメ記事!
やってみて実感したASSECLIの魅力とメリット・デメリット

アセクリ

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FUNDROP(ファンドロップ)

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均44,3713.99倍12.0ヶ月5.43%
13号東京都中野区56,000先着12ヶ月5.5%2023/04/242024/04/23
14号東京都練馬区38,400先着12ヶ月5.5%2023/07/182024/07/17
16号愛知県犬山市26,400先着12ヶ月5.0%2023/10/302024/10/29
17号東京都目黒区30,000先着18ヶ月4.0%2023/12/072025/06/06
18号神奈川県横浜市29,700先着12ヶ月5.0%2023/12/282024/12/27
19号東京都北区44,000先着12ヶ月5.0%2024/02/092025/02/08
20号東京都八王子市86,100募集中6ヶ月8.0%2024/04/032024/10/02
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

主に首都圏の中古マンションや中古アパートの1棟ものに投資する短期(12ヶ月が中心)運用の中小型ファンドです。

既に賃貸収入のある物件を投資対象とし、運用期間中に外部に売却せず、運用期間の終了時にファンド事業者であるONE DROP INVESTMENT株式会社が買い戻して、ファンドを再組成するケースが多いことが特徴です(異なるスキームのファンドもある)。

つまり、配当原資の賃料収入は安定しており、元本償還リスクもローリスク、ということです。

また、劣後出資比率が高いことも特徴です。低いファンドで12%、高いものでは60%というファンドもありました。

メリットとデメリット

メリットは、短い運用期間やマスターリース契約によりリスクを限定する一方で、比較的高いリターンを実現していることです。

デメリットは、出資する機会が少ないこと。募集頻度が少なく、かつ、募集金額も多くないため、大半の募集が短時間で終ってしまいます。

リスクとリターンのバランスのとれたファンドです。不動産投資クラウドファンディングの初心者から投資に慣れた人まで幅広くおすすめです。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は20本。このうち12本が運用を終了し、6本が運用中、1本が募集中です。

募集頻度

募集は不定期で、募集頻度は高くありません。2022年は年間で7本の募集を行いましたが、2023年は6本にとどまりました。

募集金額

募集金額は2,600万円~9,840万円。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は4,437万円です。

募集方式・倍率

基本的に先着式の募集です。15号ファンドのみ抽選式の募集を行いました。応募倍率は3.99倍でした。

予定年利が高い一方で、募集金額が小さいファンドが多いため、先着式募集の場合、短時間で募集が終ってしまいます。

運用期間

運用期間は3~12ヶ月で、12ヵ月が大半です。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は12.0ヵ月です。

想定年利(利回り)

想定年利は5~8%です。8%の年利は運用期間が短いファンドに限定されているようです。イメージとしては、12ヶ月運用で、5~5.5%といったところです。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は5.43%、利回り換算で5.43%です。

出資金の振込先は楽天銀行

投資資金の振込先は楽天銀行です。出資金の振込手数料、投資家の口座への振込手数料共に投資家の負担となります。楽天銀行に口座があれば、入出金共に手数料はかかりません。

出資金の振り込みは、出資が決まってから行います。マイページにログイン後、<振込口座情報>⇒<入金先口座情報>で入金先口座情報を確認できます。

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Ownersbook(オーナーズブック)

OwnersBook

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均219,1704.01倍26.7ヶ月4.58%
大阪市ホテル素地1-1750,000先着19ヶ月5.0%2019/09/262022/03/31※
渋谷区オフ商素地1-1250,000先着36ヶ月4.6%2021/11/082024/11/20
渋谷区オフ商ビル1-1200,000先着35ヶ月4.6%2022/02/282025/01/20
渋谷区戸建素地1-150,000先着31ヶ月4.1%2022/07/292025/02/20
世田谷区戸建用地3-135,000先着31ヶ月4.1%2022/08/302025/03/20
港区商業ビル1-1328,000先着25ヶ月4.6%2022/12/052025/01/20
葛飾区新築レジ2-150,0005.46倍19ヶ月5.1%2023/01/202024/08/20
杉並区マン5-157,0004.38倍31ヶ月4.9%2023/02/282025/09/20
渋谷区マン3-174,000先着35ヶ月4.1%2023/03/152026/02/20
品川区戸建素地2-165,000先着25ヶ月4.6%2023/03/242025/04/20
渋谷区戸建用地1-2450,000先着23ヶ月5.6%2023/03/302025/02/20
世田谷区戸建素地3-1200,000先着25ヶ月5.1%2023/03/272025/04/20
港区マン10-1130,0004.29倍31ヶ月4.4%2023/05/302025/12/20
港区レジ素地1-190,000先着31ヶ月4.7%2023/05/302025/12/20
江東区オフ商素地1-1140,000先着31ヶ月4.7%2023/06/302026/01/20
港区マン11-157,000先着31ヶ月4.7%2023/06/212026/01/20
練馬区マン3-3150,000先着31ヶ月3.9%2023/08/072026/03/20
渋谷区戸建素地2-1188,000先着31ヶ月4.5%2023/08/072026/03/20
新宿区マン用地1-1190,000先着26ヶ月4.4%2023/08/042025/09/20
渋谷区戸建素地2-2152,0004.81倍31ヶ月4.7%2023/08/312026/03/20
足立区戸建用地1-190,0006.41倍16ヶ月5.1%2023/09/142025/01/20
目黒区戸建素地3-1320,0002.91倍25ヶ月4.2%2023/09/292025/10/20
渋谷区マン4-158,000先着31ヶ月4.7%2023/09/222026/04/20
渋谷区戸建用地2-1220,0005.33倍19ヶ月4.6%2023/10/312025/05/20
目黒区マン素地1-1515,000先着25ヶ月4.3%2023/10/272025/11/20
渋谷区戸建用地2-371,000先着29ヶ月4.7%2023/10/302025/03/20
中央区オフ素地4-1260,000先着19ヶ月4.6%2023/11/062025/06/20
世田谷区マン4-1162,800先着31ヶ月3.8%2023/11/222025/06/20
世田谷区マン5-150,0004.95倍31ヶ月4.4%2023/11/162025/06/20
渋谷区戸建用地1-31,470,000先着24ヶ月4.3%2024/01/172026/01/20
江東区マン3-156,0003.49倍31ヶ月4.8%2023/12/152026/07/20
横浜市マン商業ビ1-1140,0003.03倍19ヶ月4.8%2023/12/202025/07/20
渋谷区戸建用地3-1850,000先着25ヶ月4.3%2024/01/312026/02/20
渋谷区戸建用地3-2700,000先着24ヶ月4.3%2024/02/292026/02/20
品川区マン4-1136,000先着31ヶ月4.4%2024/01/262026/08/20
中央区マン3-184,0003.19倍31ヶ月4.6%2024/01/302026/08/20
世田谷区戸建素地4-177,0004.31倍19ヶ月4.6%2024/01/302026/08/20
品川区戸建素地4-1115,000先着19ヶ月4.6%2024/01/312026/08/20
中野区マン4-1138,000先着31ヶ月4.4%2024/02/062026/09/20
港区オフィス・商業ビル1-1700,000先着19ヶ月4.6%2024/02/282025/09/20
練馬区マンション用地1-18,5001.77倍25ヶ月4.7%2024/02/292026/03/20
世田谷区戸建素地5-18,5001.60倍19ヶ月4.7%2024/02/272025/09/20
渋谷区戸建用地4-16,500先着19ヶ月4.7%2024/02/292025/09/20
本所吾妻橋戸建用地5,800先着25ヶ月4.7%2024/03/082026/04/20
恵比寿マンション案件260,000先着31ヶ月5.6%2024/03/222026/10/20
三軒茶屋マンション案件200,000先着31ヶ月5.6%2024/03/182026/10/20
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。※は未償還・利払停止中。

ファンドの特徴

『Ownersbook』は、東証プライム市場に株式を上場するロードスターキャピタル株式会社の子会社であるロードスターインベストメンツ株式会社が運用しています。

不動産に投資して運用するファンドではなく、不動産を担保にした貸付け(ローン)に投資するファンドです。このタイプは不動産担保ソーシャルレンディングとも呼ばれており、『Ownersbook』はこの分野のパイオニアです。

安定した金利収入が配当原資

配当原資が不動産を担保にした貸付金の金利なので、不動産に投資して運用するファンドのようにハイリターンを期待することはできません。しかし、不動産を担保とする貸付けであり、安定した金利収入を配当の原資とする安心感があります。

しかし、基本的に不動産を担保にした貸付けであること、しかも、担保評価額の80%以下の貸付け(LTV)を規準としていることの安心感があります。このため人気は高く、不動産担保ソーシャルレンディングではトップクラスの募集実績です。

担保となる不動産は、土地(更地、借地)、ビル、マンションなど様々です。貸付先は主に中堅中小の不動産会社ですが、大半の貸付先は首都圏において豊富な不動産事業の実績を有する企業です。

なお、これまで元本割れしたファンドはありませんが、返済が滞っているファンドが1本あります(「大阪市中央区ホテル素地1-1)」。

事前入金が必要

『Ownersbook』のファンドに申し込むためには事前に入金しておく必要があります。事前に入金した金額の範囲内で出資の申し込み(ファンドへの応募)ができます。

メリットとデメリット

メリットは、将来的に変動する可能性ある不動産開発に伴うキャピタルゲイン等を配当原資とするのではなく、安定した金利収入を配当原資としていることです。

デメリットは、貸付金の金利収入を配当原資とするため、不動産投資クラウドファンディングのようなハイリターンが難しいことです。また、早期償還した場合、当初の想定利回り通りであったとしても、受け取るリターンが少なくなることです。

安定したミドルリターンを志向する人におすすめです。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は304本。このうち261本(償還遅延1本を含む)が運用を終了し、43本が運用中、1本が募集中です。

募集頻度

月2~4本の募集をコンスタントに行っています。

貸付先企業の資金ニーズに合わせるため、新ファンドの募集告知日から募集開始日までの日数が短いファンドが少なくありません。投資家登録すると、新ファンドの募集を知らせるメールが届きますが、募集前日の夕方に届くことも頻繁にあります。このため、ホームページで日々確認を行うことをお勧めします。

募集金額

担保となる不動産によって様々。運用中のファンドに限れば、3,500~7億円です。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は2億2,992万円です。

募集方式・倍率

先着式と抽選式があり、イメージ的に先着式70%、抽選式30%くらいのイメージです。抽選式の応募倍率の募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は4.01倍です。

初めての投資家を優先する「はじめて枠」
不定期ですが、「はじめて枠」を設定してファンドの募集を行うことがあります。「はじめて枠」とは、『OwnersBook』のファンドに初めて投資する投資家を優先するシステムです。

「はじめて枠」を設定したファンドは、募集金額の一部を「はじめて枠」として設定し、初めて投資する方に限定した募集を先行して行います。

「はじめて枠」の募集時間が終ると、「一般枠」の募集が始まります。「一般枠」は、初めて投資する方も、既に投資経験がある方も、誰でも応募することができます。

運用期間

『Ownersbook』の貸付けは期限前返済が可能なため、期限前返済が多いことが特徴です。これを反映して、ファンドの期限前償還も多く、償還ファンド260本のうち215本(82.7%)が期限前償還です。

このため、これまでに償還した全てのファンドの運用期間の平均は11.1ヶ月と1年弱です(当初の想定ベースは21.4ヶ月)。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の想定運用期間平均は26.7ヶ月です。

ただ期限前償還した場合、当初の想定通りの年利であっても、運用期間(貸付期間)が短くなるため、受け取る分配金(配当金)の合計金額は当初の想定よりも少なくなります。

想定年利(利回り)

想定年利は2.2~5.1%。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は4.58%。利回り換算では10.20%になりますが、実際の運用期間が11.1ヶ月とすると実質利回りは4.23%です。

出資金の振込先は三菱UFJ銀行

投資資金の振込先は三菱UFJ銀行です。出資金の振込手数料、投資家の口座への振込手数料共に投資家の負担となります。

既に説明した通り、『Ownersbook』のファンドに申し込むためには事前に入金しておく必要があります。

なお、不動産投資クラウドファンディングにはクーリングオフ制度がありますが、『Ownersbook』の不動産特化型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)にはクーリングオフ制度はありません。

OwnersBook

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TSON FUNDING(ティーソン ファンディング)

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均84,1581.22倍14.6ヶ月5.67%
スマートSONAE1190,0001.03倍36ヶ月6.00%2022/03/312025/03/30
スマートSONAE1328,7001.16倍36ヶ月6.00%2022/04/182025/04/17
スマートSONAE2077,2001.67倍36ヶ月5.5%2022/08/312025/08/30
スマートSONAE22165,0001.04倍25ヶ月5.5%2022/11/142024/11/13
スマートSONAE27143,6001.06倍36ヶ月6.0%2022/12/302025/12/29
スマートSONAE2956,0001.09倍36ヶ月6.5%2022/12/302025/12/29
スマートSONAE3142,0001.20倍18ヶ月5.4%2023/01/272024/07/26
SMART FUND3983,7001.06倍12ヶ月5.5%2023/04/192024/04/18
SMART FUND4054,9001.39倍12ヶ月5.5%2023/04/272024/04/26
森林再生43126,0001.19倍6ヶ月5.5%2023/04/282024/10/27
スマートSONAE3482,1001.18倍36ヶ月5.8%2023/05/202026/05/19
SMART FUND4143,6001.23倍12ヶ月5.5%2023/05/172024/05/16
SMART FUND4226,1001.29倍12ヶ月5.5%2023/05/172024/05/16
SMART FUND4388,2001.20倍12ヶ月5.5%2023/05/302024/05/29
スマートSONAE3563,1001.18倍36ヶ月5.8%2023/06/092026/06/08
森林再生4547,7001.28倍12ヶ月5.5%2023/06/062026/06/05
森林再生4683,7001.18倍12ヶ月5.5%2023/06/272026/06/26
森林再生4779,2001.14倍12ヶ月5.5%2023/06/292026/06/28
SMART FUND44135,0001.12倍12ヶ月5.8%2023/07/152024/07/14
森林再生4851,3001.18倍12ヶ月5.5%2023/07/152024/07/14
SMART FUND45119,7001.12倍12ヶ月5.5%2023/07/212024/07/20
森林再生4966,6001.21倍12ヶ月5.5%2023/07/302024/07/29
森林再生5046,8001.16倍12ヶ月5.5%2023/08/052024/08/04
SMART FUND4688,2001.11倍12ヶ月5.5%2023/08/102024/08/09
SMART FUND47164,7001.36倍12ヶ月5.5%2023/08/292024/08/28
SMART FUND4888,2001.52倍12ヶ月5.5%2023/09/082024/09/07
森林再生51144,0001.06倍12ヶ月5.5%2023/09/152024/09/14
SMART FUND4952,2001.31倍12ヶ月5.5%2023/09/262024/09/25
森林再生5295,4001.06倍12ヶ月5.8%2023/09/292024/09/28
森林再生5440,5001.16倍15ヶ月6.0%2023/10/172024/10/16
SMART FUND5195,4001.44倍5ヶ月6.0%2023/10/202024/10/19
SMART FUND52108,0001.08倍10ヶ月6.0%2023/10/282024/08/27
SMART FUND54118,8001.13倍12ヶ月6.0%2023/11/102024/11/09
SMART FUND55158,4001.14倍6ヶ月6.0%2023/11/212024/05/20
SMART FUND5686,4001.07倍12ヶ月6.0%2023/11/282024/11/27
森林再生5545,9001.79倍6ヶ月6.0%2023/11/292024/05/28
森林再生5647,7001.56倍6ヶ月6.0%2023/12/052024/06/04
SMART FUND57114,3001.07倍10ヶ月6.0%2023/12/122024/10/11
森林再生5762,1001.60倍6ヶ月6.0%2023/12/192024/06/18
森林再生5890,9001.12倍6ヶ月6.0%2023/12/222024/06/21
森林再生5977,4001.07倍6ヶ月6.0%2023/12/262024/06/25
スマートSONAE41176,0001.09倍24ヶ月5.0%2024/01/272026/01/26
SMART FUND5893,6001.10倍12ヶ月5.5%2024/01/232025/01/22
森林再生6080,1001.06倍6ヶ月5.5%2024/01/302024/07/29
SMART FUND5955,8001.03倍12ヶ月6.0%2024/02/062025/02/05
スマートSONAE4252,6001.01倍24ヶ月5.0%2024/02/142026/02/13
SMART FUND60108,9001.66倍8ヶ月5.5%2024/02/232024/10/22
森林再生6196,1001.04倍6ヶ月5.5%2024/02/212024/08/20
スマートSONAE4456,3001.01倍24ヶ月5.0%2024/02/292026/02/28
SMART FUND6192,7001.09倍12ヶ月5.5%2024/03/062025/03/05
SMART FUND6244,1001.86倍6ヶ月5.5%2024/03/152024/09/14
AI勝率一番180-124,3001.39倍6ヶ月5.5%2024/03/192024/09/14
森林再生62101,000募集中10ヶ月5.6%2024/03/2292025/01/28
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

株式会社TSONが運営する『TSON FUNDING』の ファンドは、6ヶ月~12ヶ月運用の匿名組合型ファンド3種類、長期運用で相続税・贈与税の節税効果も期待できる任意組合型ファンド1種類の計3種類です

匿名組合型ファンドは、戸建住宅を投資対象とするキャピタルゲイン型の「森林再生シリーズ」、賃貸アパートを投資対象とするインカムゲイン重視型の「SMART FUNDシリーズ」、および戸建を投資対象に180日運用商品(キャピタル型)の「AI勝率一番180シリーズ」です。
運用期間が6~12ヵ月と短く(期間リスクを抑制)、想定年利は5.0%~6.0%程度が設定されています。

任意組合型ファンド(以下、ファンドを省略)は「スマートファンドSONAEシリーズ」(以下、「SONAEシリーズ」)として募集・運用を行っています。
運用期間が18~36ヶ月と長く、想定年利は5.4~6.0%。任意組合型は相続税や贈与税の節税効果が期待できる半面、匿名組合型よりもリスクは高めです。

メリットとデメリット

メリットは、リターンが5%~6%の高いものの、募集頻度が高く、募集金額が中規模以上のファンドのため応募倍率が低いことです。

デメリットは、中京圏の投資対象不動産が多く、中京圏以外の投資家には地域的な馴染みがなく、イメージしにくいことです。ただ、首都圏での事業展開に力を入れており、首都圏の案件が増えています。

『TSON FUNDING』の6~12ヶ月の短期運用ファンドに継続して投資することで、長期にわたり5~6%程度のリターンを維持することができます。一定の予算を確保して、『TSON FUNDING』に継続して投資する手法もおもしろいと思います。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績(クラウドファンディング以外での募集を含む)は169本。このうち96本が運用を終了し、森林再生シリーズ17本、SMART FUNDシリーズ22本、SONAEシリーズ12本の計51本が運用中、AI勝率一番180シリーズ1本が募集を完了し運用前、森林再生シリーズ1本が募集中です。

募集頻度

月2~5本のペースで募集を行っています。クラウドファンディングでの募集を資金調達手段として積極的に活用しており、販促の一環として出資額の1%分のAmazonギフト券プレゼント等のキャンペーンを頻繁に実施しています。

募集金額

募集金額は投資対象となる物件の規模や棟数の違いから幅広く、匿名組合型では2,000万円台から1億6,500万円、任意組合型では最大で3億4,960万円の募集実績があります。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は8,415万円、匿名組合型に限ると8,458万円です。

募集方式・倍率

募集方式は、先着式と抽選式がありますが、抽選式に収束しつつあるようです。抽選式の応募倍率は、1~2倍が中心です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は1.22倍、匿名組合型に限っても1.22倍です。

毎月コンスタントに複数のファンドの募集を行い、応募倍率が1~2倍なので、非常に出資しやすいファンドと言えます。しかも想定年利が高い水準で設定されています。

運用期間

匿名組合型は6~12ヶ月、任意組合型は18~36ヵ月です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は14.6ヶ月、匿名組合型に限ると10.3ヶ月です。

想定年利(利回り)

直近の傾向は、匿名組合型が5.5%~6.0%、任意組合型が5.0%です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は5.67%、匿名組合型に限ると5.70%です。利回り換算では、それぞれ6.90%、4.87%です。

出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行

投資資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行です。出資金の振込手数料は投資家の負担となりますが、投資家の口座への振込手数料は『TSON FUNDINGI』が負担します。GMOあおぞらネット銀行に口座があれば、振込み手数料は無料です。

出資金の振り込みは、出資が決まってから行います。マイページにログイン後、画面左の<お知らせ>アイコンをクリックして下さい。「プロジェクトの出資確定のお知らせ」から入金先口座情報を確認できます。

株式会社TSONはTOKYO PRO Marketに株式を上場していましたが、より一層スピード感のある経営判断や経営の自由度を高めること等を目的に、2023年12月27日付で上場を廃止しました。

TOKYO PRO Marketにおける上場廃止申請に関するお知らせ(TSON公式サイト)

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大家.com(おおやドットコム)

大家.com

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均32,9173.19倍11.5ヶ月3.91%
#60杉並区中古アパ72,0002.40倍12ヶ月4.5%2023/04/292024/04/28
#61世田谷区中古アパ103,5000.83倍12ヶ月3.5%2023/04/292024/04/28
#62千代田区区分マン16,5602.66倍12ヶ月3.5%2023/05/312024/05/30
#63横浜市区分マン23,5801.99倍12ヶ月3.5%2023/06/152024/06/14
#65横浜市中古アパ30,0004.45倍12ヶ月5.0%2023/07/182024/07/17
#66横浜市区分マン18,0003.32倍12ヶ月4.0%2023/07/272024/07/26
#67世田谷区中古アパ30,2002.45倍12ヶ月3.5%2023/09/082024/04/28
#68新宿区区分マン33,0001.59倍12ヶ月3.7%2023/09/292024/09/28
#69新宿区区分マン33,123先着12ヶ月3.7%2023/11/172024/11/16
#70埼玉県区分マン46,00018.00倍12ヶ月7.0%2023/11/272024/11/26
#71千代田区区分マン14,0003.17倍12ヶ月3.5%2023/12/072024/12/06
#72千代田区区分マン14,0003.03倍12ヶ月3.5%2023/12/152024/12/14
#73千代田区区分マン40,500先着12ヶ月3.5%2023/12/252024/12/24
#74千代田区区分マン45,0001.15倍12ヶ月3.5%2023/12/272024/12/26
#75江戸川区区分マン34,4701.18倍12ヶ月3.5%2024/02/042025/02/03
#76千代田区区分マン13,0501.77倍12ヶ月3.5%2024/03/012025/02/28
#77千代田区区分マン20,2501.51倍12ヶ月3.5%2024/03/012025/02/28
#78杉並区区分マン46,8001.57倍8ヶ月4.0%2024/03/082024/11/07
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

株式会社グローベルスが運営する『大家.com』は、12ヶ月運用が中心のローリスク中大型ファンドです。首都圏の中古区分マンションや中古アパート1棟への投資を中心に、自社で行う新築分譲マンション1棟の開発プロジェクトへの投資等もあります。

配当リスク・元本償還リスク共にローリスク

通常、ファンド組成時には投資対象不動産は稼働しており(入居済み)、賃料収入で配当が賄える状態です。このため、配当リスクはローリスク。

運用期間終了までに売却しますが、区分マンションを投資対象とする場合、ファンド事業者の株式会社グローベルスが投資対象を買い戻すケースも多く、この場合、元本償還リスクもローリスクとなります。なぜ買い戻すかというと、買い戻した投資対象を使ってファンドを再組成するためです。

自社で行う新築分譲マンション1棟の開発プロジェクトの最終段階を投資対象とするファンドもあります。このタイプは本来リスクが高いのですが、『大家.com』の場合、竣工前から分譲(販売)を開始しており、完売の目途が立った頃にファンドが組成されるのでリスクは高くありません。資金効率を高めるために、クラウドファンディングを利用しているわけです。

この他、『大家.com』のサイトで他社のファンドの募集を代行する2号事業も行っています。

メリットとデメリット

メリットは、ローリスクであり、安全性が高いこと。投資対象不動産は、ファンドの運用開始時には賃借人がおり、稼働しています。

デメリットは、リスク見合いで不動産投資クラウドファンディングとしてはリターンが高いと言えないこと。

不動産投資クラウドファンディングの初心者や安定志向の強い人におすすめです。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は78本(2号事業者商品を除く)。このうち59本が運用を終了し、16本が運用中です。
この他、他社が運用するファンドの募集を代行する2号事業として、7本の募集実績(うち3本は運用中、1本は募集を完了し運用前)があります。

募集頻度

2号事業を含めて月1~3本の募集をコンスタントに行っています。2024年1月は募集した3本のファンドのうち2本が2号事業、3月も1本の募集を予定しています。

募集金額

投資対象によって募集金額が大きな開きがあり、数百万円~4億円。区分マンション1戸を投資対象とする数百万円のファンドもありますが、マンション開発プロジェクトであれば億円単位の募集になります。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は3,291万円です。

募集方式・倍率

先着式もありますが、基本的に抽選式です。応募倍率の中心は1倍強~3倍程度です。募集金額が数百万円のファンドは年利が高いファンドが多く、倍率も高くなります。

応募倍率の募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は3.19倍です。

運用期間

以前は、3ヶ月、4ヶ月といった短い運用期間のファンドも多かったのですが、現在は基本的に12ヶ月です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は11.5ヶ月です。

想定年利(利回り)

想定年利は3.5%~10%ですが、10%は運用期間が2ヶ月のファンドで例外的なケースです。現実的には3.5~5.0%、ボリュームゾーンは3.5~4.5%といったところです。特に高くはありませんが、リスクが低いことを考えると、悪いリターンではありません。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は3.91%、利回り換算で3.75%。

出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行

投資資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行です。出資金の振込手数料、投資家の口座への振込手数料(145円)共に投資家の負担となります。GMOあおぞらネット銀行に口座があれば、振込み手数料は無料です。

出資金の振込みは、出資が決まってから行います。出資が決まるとファンドから出資決定を伝えるメールがあり、出資契約に伴う書類の確認を行うためのサイトのURLが案内されます。書類の確認を終えると、メールで振込口座(支店名と口座番号)の連絡が届きます。

大家.com

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ちょこっと不動産

ちょこっと不動産

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均26,855-7.7ヶ月3.90%
22号江東区大島Ⅱ17,700先着10ヶ月3.9%2023/06/012024/03/31
23号江東区東砂39,700先着9ヶ月3.9%2023/07/102024/03/31
24号杉並区宮前129,400先着11ヶ月3.9%2023/07/182024/05/31
25号品川区荏原37,700先着9ヶ月3.9%2023/08/122024/04/30
26号大田区中央23,200先着8ヶ月3.9%2023/09/112024/05/10
27号 瑞穂町Ⅲ17,700先着12ヶ月3.9%2023/10/022024/09/30
28号大田区新蒲田23,800先着7ヶ月3.9%2023/11/272024/06/27
29号杉並区宮前229,400先着4ヶ月3.9%2023/12/272024/04/26
30号小平市花小金22,500中止6ヶ月3.9%2024/01/302024/07/30
31号 練馬区向山130,400先着6ヶ月3.9%2024/03/042024/08/21
32号 練馬区向山230,400先着5ヶ月3.9%2024/03/182024/08/21
33号 小平市花小金井22,500先着4ヶ月3.9%2024/04/012024/07/30
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

株式会社良栄が運営する『ちょこっと不動産』のファンドは、1年未満の運用でリスクを抑えた小型ファンドです。

首都圏で自社開発する戸建やアパートを投資対象とし、キャピタルゲイン(売却益)を配当原資とするファンドを中心に、中古アパートを投資対象とし、インカムゲイン(賃貸収入)を配当原資とするファンド等もラインナップしています。

キャピタルゲイン狙いのファンド

自社開発する戸建やアパートを投資対象とするキャピタルゲイン(売却益)狙いのファンドは建物の完成(竣工)間近に組成され、ファンドの運用期間中に買主を見つけて売却します。戸建・アパート共に、借地権付きの建物とする等で価格訴求力を有する優良物件です。

このため、キャピタルゲイン(売却益)狙いのファンドは売却リスク(配当及び元本償還リスク)は低いと考えます

インカムゲイン狙いのファンド

インカムゲイン狙いのファンドは、ファンド組成時には既に賃借人がおり、賃料収入で配当を賄う体制が整っています。運用期間終了までに売却しますが、必ずしも外部に売却する訳ではなく、株式会社良栄がファンドから買い戻して、ファンドを再組成するケースもあります。

このため、インカムゲイン狙いのファンドも配当及び元本償還リスクは低いと考えます。

メリットとデメリット

メリットは、ローリスクであり、安全性が高いこと。平均して12ヶ月未満の短い運用期間でありながら、劣後出資比率は30~60%と極めて高い設定です。

デメリットは、リスク見合いで不動産投資クラウドファンディングとしてはリターンが高いと言えないこと。また、人気が高いため出資すること自体が難しいことです。ほとんどのファンドが短時間で募集を終了してしまいます。

投資対象不動産が23区内で価格競争力のある優良戸建というわかりやすさが人気の秘密です。不動産投資クラウドファンディングの初心者や安全志向の強い人におすすめです。

募集・運用データ

2024年3月18日現在、募集実績は32本。このうち21本が運用を終了し、10本が運用中。この他、募集前のファンドが1本あります。

募集頻度

概ね月1本のペースで募集を行っています。

2024年1月は「30号 ブエナタウン小平市花小金井」の募集を予定していましたが中止となりました。「EXITファンド」として募集する予定でしたが、売買契約履行がキャンセルされたため一旦募集を中止しました。ただ、その後契約がまとまり、3月12日に33号ファンドとして募集を行い数分で完売しました。

募集金額

これまでで最大の募集金額は3,970万円です。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は2,685万円です。

募集方式・倍率

先着式募集のみで、応募倍率は公表していません。小型ファンドなので、大半が募集開始から数分~1時間程度で募集が終了してしまいます。募集開始時刻は、会社員の方なら昼休みの正午12時30分です。

運用期間

運用期間的なリスクはローリスクです。これまでに募集した全てのファンドにおいて、運用期間は1年以下です。長いもので12ヶ月、短いもので4ヶ月。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は7.7ヶ月です。

想定年利(利回り)

以前は想定年利7.0%ファンドもありましたが、現在運用中のファンドは全て3.9%です。このため、募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は3.9%、利回り換算で2.51%です。

不動産投資クラウドファンディングとしては想定年利(利回り)が特別に高いわけではありませんが、高い劣後出資比率と短い運用期間のローリスクファンドであることを考えると、悪くない利回りです。

出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行

投資資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行です。出資金の振込手数料、投資家の口座への振込手数料(145円)共に投資家の負担となります。GMOあおぞらネット銀行に口座があれば、振込み手数料は無料です。

出資金の振り込みは、出資が決まってから行います。出資が決まるとファンドから出資決定を伝えるメールがあり、出資契約に伴う書類の確認を行うためのサイトのURLが案内されます。書類の確認を終えると、メールで振込口座(支店名と口座番号)の連絡が届きます。

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ちょこっと不動産

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えんfunding

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均14,7204.68倍12ヶ月4.15%
第27号【大手門】15,6006.52倍12ヶ月4.5%2023/10/022024/09/30
第28号【薬院LUCE】13,6804.83倍12ヶ月4.0%2023/11/012024/10/31
第29号【天神STAGE】20,5602.22倍12ヶ月3.8%2023/12/012024/11/29
第30号【博多駅前】12,5605.70倍12ヶ月4.3%2024/02/132025/01/31
第31号【天神FOCUS】11,2004.13倍12ヶ月3.6%2024/04/012025/03/31
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

主に家賃収入を配当原資とする短期運用のローリスクファンドです。投資対象は福岡市内の区分マンションに限定されています。

投資対象となる区分マンションは、基本的にファンド組成時に賃借人がいます。仮に賃借人が退去しても、統計的に空室期間は最大で1週間です。つまり、1週間以内に新たな賃借人が入居します。このため、配当原資の確保に不安はありません。配当リスクはローリスクです。

投資対象物件が所在する福岡圏は、経済発展の基礎となる人口増加率が国内主要経済圏でトップ。加えて、首都圏の物件が大半を占める不動産投資クラウドファンディングの投資対象にあって、福岡県の物件は地域的なリスク分散効果が期待できます。

 

マンションデベロッパーグループの一員

『えんfunding』のファンド事業者は株式会社えんメディアネットですが、同社はグループで不動産事業を展開する株式会社えんホールディングスのグループ企業です。同じグループ企業が「エンクレスト」のブランドで投資用マンションを開発し個人投資家などに販売(分譲)しており、『えんfunding』はこの2次流通の機能を担っています。

「エンクレスト」の区分マンションのオーナーが売却を希望した時に居抜き(賃借人がいる状態)で買い取り、ファンドを組成して運用期間中に新たなオーナーを見つけ出して売却します。

メリットとデメリット

メリットは、ローリスクであり、安全性が高いこと。そして、アジアへの玄関口として活気があり、人口の増加も続く福岡市の成長を資産運用に活かせることです。

デメリットは、リスク見合いで不動産投資クラウドファンディングとしてはリターンが高いと言えないこと。そして、小型ファンドのため出資のハードルが高いことです(応募倍率4.3倍)。

応募してもなかなか当選しませんが、根気強く応募し続けてください。福岡市の成長に賭けるのであれば、不動産投資クラウドファンディングではなく、同社グループが手掛けている投資用マンションに投資する方法もあります。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は31本。このうち26本が運用を終了し、4本が運用中。この他、募集前のファンドが1本あります。

募集頻度

2022年の募集は13本、2023年は10本の募集(1本は募集中)を行いました。2024年は1月に1本の募集を行い、2月も1本の募集を行いましたが、3月は募集がありませんでした。

募集金額

小型ファンドのため、これまでで最大の募集金額でも2,560円です。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は1,472万円です。

募集方式・倍率

抽選式のみです。『えんfunding』のファンドのファンドはローリスクであること、人口が増加し成長が続く福岡市に立地する物件であること等が評価され、人気があります。しかもファンドが小型なので高い応募倍率となっています。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は4.68倍です。

運用期間

運用期間は12ヶ月と6ヶ月の2通りで、現在運用中のファンドは全て12ヶ月です。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は12ヶ月です。

想定年利(利回り)

想定年利は3.2%~9.0%。ファンド事業開始直後は高かった『えんfunding』の想定年利ですが、この1年間では3.1%~4.5%です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は4.34%、利回り換算で4.04%です。ローリスクであることを考えると、悪くない想定年利(利回り)です。

出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行

投資資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行です。マイページの<銀行口座情報>をクリックすると、支店名や口座番号を確認することができます。

出資金の振込手数料については、GMOあおぞらネット銀行に口座があれば無料です。他の銀行から振り込む場合は、振込手数料(145円)がかかります。

元本償還や配当については、実行時に登録の出金先口座へ全額出金されます。

出金先口座がGMOあおぞらネット銀行の口座であば振込手数料は無料です。GMOあおぞらネット銀行以外の銀行口座の場合、 振込手数料(145円)が発生しますが、『えんfunding』(株式会社えんホールディングス)負担してくれるため無料です。

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Rimple(リンプル)

Rimple(リンプル)

募集実績

単位:千円募集金額募集運用期間想定年利運用開始終了予定
平均74,2292.91倍6ヶ月2.89%
#66 同 新宿等3戸79,9401.74倍6ヶ月2.70%2023/09/272024/03/26
#67 同 秋葉原等2戸60,6202.98倍6ヶ月2.70%2023/10/112024/04/10
#68 同 文京本郷等3戸68,6704.23倍6ヶ月2.70%2023/11/012024/04/30
#69 同 文京本郷等3戸64,3302.60倍6ヶ月2.70%2023/11/152024/05/14
#70 同 新宿等3戸75,1802.53倍6ヶ月2.70%2023/11/292024/05/28
#71 同 月島等3戸64,3302.53倍6ヶ月2.70%2023/12/132024/06/12
#72 同 秋葉原等3戸95,9701.58倍6ヶ月2.70%2023/12/272024/06/26
#73 同 祐天寺等3戸98,1408.05倍6ヶ月5.0%2024/01/312024/07/30
#74 同 文京本郷2戸61,3202.67倍6ヶ月2.7%2024/02/142024/08/13
#75 同 赤羽等3戸78,8901.93倍6ヶ月2.7%2024/02/282024/08/27
#76 同 文京本郷2戸61,8802.42倍6ヶ月2.7%2024/03/132024/09/12
#77 同 秋葉原等3戸81,4801.71倍6ヶ月2.7%2024/03/272024/09/26
2024年3月15日現在。運用中・募集完了運用前・募集予定ファンドを対象とし、運用終了ファンドを除く。

ファンドの特徴

都内で自社開発した区分マンション複数戸に投資します。家賃収入を配当原資とする6ヶ月運用のローリスクな中大型ファンドです。

『Rimple』のファンド事業者であるプロパティエージェント株式会社は、都内23区内において「クレイシア」等のブランド名で投資用マンションの開発販売を行っており、このマンション(区分マンション)が『Rimple』の主な投資対象となります。

区分マンションのオーナーが売却を希望すると、プロパティエージェント株式会社が居抜き(賃借人がいる状態)で買い取り、買い取った区分マンションを投資対象としてファンドを組成、運用期間中に新たなオーナーを見つけて売却、というスキームです。

基本的に居抜き(賃借人がいる状態)で買い取るため、ファンド組成時に賃借人がいます。このため配当の原資となる家賃収入に不安はありません。

安心感から高い人気

想定年利は2%台の後半から4%程度。不動産投資クラウドファンディングとしては必ずしも高くありませんが、投資対象が都内の優良物件であること、配当の原資に不安が少ないこと、短期運用かつ高い劣後出資比率であること等が評価され、高い人気を誇ります。

メリットとデメリット

メリットは、ローリスクであり、安全性が高いこと。そして、定期的に募集(月2回)されると共に、運用期間の統一(6ヶ月)されちるため、計画的な資金運用ができることです。

デメリットは、リスク見合いで不動産投資クラウドファンディングとしてはリターンが高いと言えないこと。

都内好立地の優良物件を投資対象とするシンプルなファンド設計が人気の秘訣です。利回りを追求しない、安全志向の強い人におすすめです。わかりやすくローリスクなで不動産投資クラウドファンディング初心者の方にもおすすめです。

募集・運用データ

2024年3月15日現在、募集実績は77本。このうち65本が運用を終了し、11本が運用中、1本が募集を完了し運用前です。

募集頻度

月2本の募集をコンスタントに行っています。募集は第2金曜と第4金曜の18時開始です。

募集金額

募集金額は3,000万円台~2億円超。ボリュームゾーンは6,000万円~1億円弱です。投資対象となる区分マンションの評価額や戸数の違いが、募集金額の多寡に反映されています。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は7,422万円です。

募集方式・倍率

募集は全て抽選式です。募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は2.91倍です。

応募倍率が平均よりも極端に大きくなったり、小さくなったりしないことが『Rimple』の特徴です。募集金額を6,000万円~1億円弱に設定することで、応募倍率の振れを小さくしています。

運用期間

運用期間は6ヶ月で統一されています。このため、募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均も6ヶ月です。

想定年利(利回り)

想定年利は2.7%~5.0%ですが、5.0%は年始のお年玉キャンペーンの際のものです。これを除く運用中のファンドは2.70%~2.80%です。

募集実績(運用終了ファンドを除く)の平均は2.89%、利回り換算で1.45%です。

振込先銀行は三菱UFJ銀行

出資金の振込先は三菱UFJ銀行です。出資金の振込手数料は投資家の負担となりますが、投資家の口座への振込手数料は『Rimple』が負担します。

出資金の振り込みは、出資が決まってから行います。出資が決まるとファンドから出資決定を伝えるメールがあり、出資契約に伴う書類の確認を行うためのサイトのURLが案内されます。書類の確認を終えると、メールで振込口座(支店名と口座番号)の連絡が届きます。

なお、2023年10月2日に『Rimple』を運営しているのはプロパティエージェント株式会社です。新たに同社の完全親会社としてミガロホールディングス株式会社が設立され、東京証券取引所プライム市場に上場しました。これに伴い、プロパティエージェント株式会社は東京証券取引所プライム市場を上場廃止となりました。

Rimple(リンプル)

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まとめ

一番のおすすめは、想定年利や利回りが高い『TECROWD』です。募集規模が大きく、募集頻度も安定しているため出資しやすいと考えます。海外ファンドは情報が限られるためリスクが高いものの、全てのファンドが予定通り、もしくは予定以上の配当を行い、元本が毀損することなく償還しています。

不動産投資の醍醐味を味わえる『COZUCHI』もおすすめです。ファンドの終了時に、組成時の想定を大きく上回る利益を獲得できた場合、当初想定していた運用利回りを超える配当を実施する独自の方針を定めています。

『汐留ファンディング』や『みらファン』は想定年利は高いものの、募集金額が少ないことがネックです。ただ、事前入金の必要がないため、「ダメで元々」といった感覚で積極的に応募したいファンドです。『ASSECL』や『FUNDROP』も同様です。

また、想定年利や利回りだけを追うのではなく、ローリスクに注目して投資するのもいいですね。『ASSECL』、『FUNDROP』、『大家.com』、『ちょこっと不動産』、『えんfunding』、『Rimple』が候補となります。

毛色の変わったところでは、ソーシャルレンディングの『Ownersbook』です。不動産の運用ではなく、不動産を担保にした貸付金として運用されます。このため、安定した金利収入を期待することができます。

『Ownersbook』は償還が遅れているファンドが1本あります。ホテル用地を担保とする貸付案件ですが、ホテル用地に買い手が付かず2022年3月に予定していた償還が遅れています(利払いも停止)。

不動産投資クラウドファンディングは配当や元本を保証するものではありません。1万円もしくは10万円といった小口での投資が可能なため、1社、1つのファンドに投資を集中するのではなく、複数の会社、複数のファンドに分散して投資することをおすすめします。

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